northclimbの備忘録

徒然なるままに...です。

【おすすめ】初めて買ったキャプチャーボードが使いやすかった件

最近、おそらく来ないいつかのために Minecraft のプレイ動画を撮りだめしようと画策していまして、ついにキャプチャーボードを購入するという決心をしました。それなりには高い買い物ですし、失敗したくない。だけども知識は無いから分からないし使わなくなった残念系ノートパソコンを使いたいから、できればハードウェアコーディングがいい。もっと言うと、その PC は USB 2.0 。
あるかなー?ないよなー(嘆息)

...

ありました(驚愕)
そんな私の我が儘を聴いてくれたようなキャプチャーボードが!
I-O DATA 製の GV-US2C/HD という機器です。

GV-US2C/HD のデータ

注: 筆者が調べた時点でのデータです。

価格

メーカーの設定している価格は 23,200 円ですが、発売から時間が経っていることもあり、この記事を執筆した時点では 18,000 ~ 22,000 円の間を推移しているように見えます。参考までに、私は Amazon が初売りセールを開催していたので約 18,000 円で買えました。

動作環境(要求スペック)

メーカーによると、以下の環境で動くようです。対応OSが Windows のみなので注意してください。

デスクトップノート
OSWindows 10, 8.1(64bit), 7(64bit) 1)
CPUIntel Core i3‐2120以上
推奨: Core i5‐2400以上
Intel Core i3‐2330M以上
推奨: Core i5‐2410M以上
メモリ4GB以上
推奨: 8GB以上
グラフィックIntel HD Graphics 2000以上
NVIDIA GeForce GT 440以上
Intel HD Graphics 2000以上
NVIDIA GeForce GT 540M以上
モニター解像度1280×720以上
接続端子USB 2.0 /USB 3.1 Gen1(USB 3.0)Standard A /USB Type-C

1)詳細はこちらの対応OSをご覧ください。


CPUの性能とかよくわからない人なので、下のサイトで自身のPCのCPUと上記のCPUを比べてみて、「いけそうな気がする」と見切り発車しました (汗

technical.city

エンコード方式

エンコード方式はハードウェアエンコードです。

ハードウェアエンコードって何よ。って思いますが、これが結構馬鹿にできない機能です。

AVerMedia のGC550 PLUSという有名なキャプチャーボードがありますが、これはソフトウェアエンコードという方式をとっています。ソフトウェアエンコードというものは接続している録画用のPCにソフトをダウンロードし、PC上で動画のエンコードをするものです。この方式をとると、優秀な録画用のPC(例えば良いグラボを積んでいるもの)を使うことでエンコード時間の短縮が実現できます。一方で、録画用のPCもそれなりのスペックが必要になってきます。私のような低所得者には辛い。

そこで、ハードウェアエンコードが出てくるわけです。ハードウェアエンコードは、ハードウェア(つまるところのキャプチャーボード本体)が動画をエンコードしてくれます。したがって、録画用のPCにのしかかる仕事が非常に軽くなります。

読者さんは聡明なのでもう分かったでしょう。

そうです。録画用のPCの要求スペックが低くなります。
私のノートパソコンでも録画できるようになるくらいには、

Windows ユーザーの初心者におすすめ

みなさんに伝え忘れていたことがありました。

GV-US2C/HD はハードウェアエンコードです。キャプチャーボード本体が動画をエンコードします(2回目)。言い換えると、本体だけで動画は完成します。あとは保存するだけ。だけ...

え?

録画用のPCはいりません!!/(^o^)\ナンテコッタイ

録画先を本体に差し込んだSDカードに変更できます。※詳細な設定は一度PCにつながないとできません。
録画用のPCにつながない場合は別売りの USB-ACADP5R が必要になります。本体付属の説明書には USB-ACADP5 と記載されていますが、現在生産が終了しているため、後継機の USB-ACADP5R を買う必要があります。

ついでに、この機能の副産物(ちょっと違うか)として本体をSDカードリーダとして使えたりもします。意外とうれしい。

もちろん、他のキャプチャーボード同様に録画用のPCに取り付けたHDDやSSDを動画の保存先に指定できます。

さらに、録画・ライブ配信ソフトとしてI-O DATA HD Live Captureを、ビデオ編集ソフトとしてCyberLink 製のPowerDirector 15 for I-O DATAを無料でダウンロードすることができます。

本当に、初心者にとって手を出しやすいセットになっていると実感した。
最初はこれを買って、満足できなくなったら動画編集ソフトだけ替えるなりすればいいんじゃないか。

皆様に良いキャプチャーライフがあらんことを
忘れてました。一応、Amazon のページを貼っておきます。安いかどうかはご自身でお調べください。

嵌まった点(個人的備忘録)

ここまで GV-US2C/HD 素晴らしい素晴らしいと書いてきたんだけど、何ヶ所か見落としてて小1時間ぐらい悩んだので備忘録程度に。

私はゲーム用PCの画面をキャプチャーしようとしていたのだが、画面をうまく転送できていなかった。そんな人は以下の2点に注意してほしい。

  1. 録画用のPCは省電力モードをオフにすること。
  2. Windows の設定からアプリのマイク、カメラへのアクセス許可をオンにする必要があること。

特に2つ目に関しては付属の取説には書いてなくて、I-O DATA の商品紹介ページにちょろっと書いてあるだけだったので見落としてた...

おそらく2つ目の設定はゲーム用と録画用のPCのどちらにも適用する必要がありそう。

2.の設定の仕方をさらっと書いておきます。

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スタートの設定を選び、続けてプライバシーを選択します。 アプリのアクセス許可の中でカメラを選択し、それぞれをオンにします。 同様にマイクでもそれぞれをオンにします。
これで完了です。

追記: HD Live Capture を起動する前に録画をしたいゲーム機やPCにHDMIケーブルを接続しておいてください。 HD Live Capture 起動後に接続しても認識されなさそうです。